KNOWLEDGE K2@WEB相談室
『問い合わせ数を増やすためのフォーム改善と入力設計の基本』について紹介
『問い合わせ数を増やすためのフォーム改善と入力設計の基本』について紹介
(2025.6.5 更新)
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問い合わせフォームは、ユーザーの関心がもっとも高まった瞬間にアクションへ導くための“重要な意思決定ポイント”です。一方、入力のしづらさやストレスがあると、せっかくの関心もスンと失われてしまいます。フォームは大切なユーザーからの『メッセージを受け取る』ための仕組みであるからこそ『ユーザーの意欲を妨げない導線設計』でなければなりません。
本記事では、CV(コンバージョン)向上を目的に、入力項目の工夫・配置順・UI設計といった視点から、現場で実践できるフォーム最適化のポイントをご紹介します。
成約につながる有効なお問い合わせとは、ざっくりとした課題が見えているお問い合わせです。逆に有効ではないお問い合わせは、日常の業務に差し支える不要なお問い合わせです。
有効お問い合わせ率を増やすには、『お問合せ数を増やす』『不要なお問い合わせを減らす』この二つの施策を同時に実施しなければなりません。
成約につながる有効なお問い合わせとは、「問い合わせをしてきたユーザーが、自身の課題や要望をある程度把握している状態で送ってくるもの」を指します。たとえば「制作実績を見て、うちも同じようなサイトを作りたい」「今のサイトが古く、特にスマホ対応に課題がある」など、課題が主観的にも明確な場合です。
このように有効お問い合わせ率を高めるためには、お問い合わせフォームの『アクセスを増やす』『離脱を減らす』ことはもちろん大切ですが、お問い合わせに至るまでに『ユーザーが持つ課題の解像度を高められるコンテンツをどれだけ用意出来るか』が非常に重要です。
アクセス数を増やすに関しては、『ホームページ改善に必須のアクセス解析 (Google Analytics)』を是非参考にしてみてください。
成約率を高めるには、単にお問い合わせ数を増やすだけでなく、『対応すべき価値のある問い合わせ』を選別するための設計が重要です。
具体的な方法や改善事例については、『不要な問い合わせを減らすフォーム改善策』にて詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。
もしお問い合わせフォームの改善点がわからなくてもご安心ください。ホームページリニューアルをご検討の際は、フォームの改善点についても合わせてご案内いたします。詳しくは『事業案内』をご覧ください。
お問い合わせフォームで最低限必要な項目は以下3つです。
これら以外にも必要な項目はありますが、まず「お問い合わせ内容」「お名前」「メールアドレス」の3つだけは設置しておかないとお問い合わせフォームとして機能しません。並びの順番は上記の通り、お問い合わせ内容が最初がいいでしょう。
セールスの基本は、まずお客様のお話を聞くことからですが、お問い合わせフォームでもそれが当てはまります。ユーザーは、言いたいことを記載した後の情報はすんなり入力してくれる傾向にあります。折角(入力に一番めんどくさい)お問い合わせ内容を入力したのに離脱するのはもったいないという心理が働くのでしょう。
件名
件名は出来れば選択出来るようにします。もちろん弊社お問い合わせページのように、入り口で用途を分岐するのも良い施策です。件名を選択することで、ユーザーもお問い合わせ内容を絞ることが出来るので記入しやすくなります。また、選択できる件名に無い項目はお問い合わせしにくいこともあり、不要なセールスを減らすことにも役立ちます。
法人名
基本的に企業などの組織からのお問い合わせが多いので法人名を頂くようにしています。法人名を入力してもらうことで、お問合せ主への返信がスムーズになります。例えば、法人名で検索してホームページを拝見し、お問い合わせ内容の背景を推測することが出来るので、最初の返信で的を得たご提案が可能になります。
電話番号
電話番号もお問合せの背景をお伺いできるので是非とも設置したい所です。お問い合わせをされる方の中には、電話が煩わしいと思う方もいるので、その点は注意が必要です。
もしお問い合わせフォームの改善点がわからなくてもご安心ください。ホームページリニューアルをご検討の際は、フォームの改善点についても合わせてご案内いたします。詳しくは『事業案内』をご覧ください。
お問い合わせの必須3項目以外がある場合、何故その項目を設置するのか?はよくよく考える必要があります。
例えば「電話番号」の場合を考えてみましょう。
電話番号はアポイントの為には、是非入力してほしい項目ですよね。しかし、入力フォームのこのひと手間の為に、せっかくの見込み客がお問い合わせページから離脱してしまうかもしれません。「面倒くさい」「電話番号はちょっと・・・」などなど、たかが項目1つとっても、入力を諦めてしまうきっかけは沢山あります。
『(2)メールアドレス』ではどうしても代えが効かない!という場合のみ、電話番号の項目を設置することをおすすめします。先ほども申し上げましたが、お問い合わせの背景が知りたい場合などです。
ユーザーはまず『自分が何を伝えたいか』を書きたくなる傾向があります。最初に自由記述の入力欄を置くことで、離脱のリスクを下げ、その後の記入も自然に進みやすくなります。
氏名やメールアドレスなどの“個人情報入力”は、心理的ハードルが高いため、用件を記入した後の方がスムーズに入力される傾向があります。心理的負荷を和らげる工夫として有効です。
※実際に弊社ではこのレイアウト変更のみで、ユーザーの離脱率が約15%減少しました。
入力項目がどうしても多くなってしまう場合は、入力から完了までのステップを提示して、現在ユーザーがどの位置にいるかを明確にして安心感を与えます。
必須項目が多すぎると、ユーザーは途中で入力をあきらめてしまいます。最低限必要な情報に絞ることで、完了率が高まり、ユーザーにストレスを与えずに済みます。
フィールド横に『例:03-1234-5678』や『例:◯◯についてのご相談』など入力例を添えることで、ユーザーは迷わずスムーズに記入できます。
郵便番号を入力すれば住所が自動で入る、全角入力でも自動で半角に変換するなど、細かいところでユーザーの手間を減らす配慮が重要です。
キーボード操作でサクサク移動できるフォームは、PC利用者にとって大きなストレス軽減になります。特に業務担当者などに配慮した設計として効果的です。
スマホからの閲覧が主流となっている今、各入力欄が指で押しやすいサイズであるか、キーボードの種類(数字/メールなど)が最適化されているかは、UX向上に欠かせません。
もしお問い合わせフォームの改善点がわからなくてもご安心ください。ホームページリニューアルをご検討の際は、フォームの改善点についても合わせてご案内いたします。詳しくは『事業案内』をご覧ください。
お問い合わせページでユーザーが離脱してしまう理由は様々ですが、多くは『入力が面倒』『不明点が多い』など、UX上のストレスです。だからこそ、今あるフォームをしっかりチェックし、小さな改善を積み重ねることが、CV率の向上につながります。ランディングページとの連携も視野に入れて、ユーザーの導線全体を最適化していきましょう。
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