UX/IA設計の内容

Webサイト公開前に必要なUX/IA設計を担い、体験設計・情報構造確定・テンプレート設計・CMS設計・非機能要件までを一貫して実装判断可能な設計図として納品します。

各種設計:納品範囲

体験設計(UX設計)

  • ユーザー導線図
  • 主要シナリオ設計
  • 到達目標の設計可視化

成果物:
ユーザー導線図・主要シナリオ設計図

情報構造設計(IA確定)

  • ページ階層図(確定版)
  • 各ページの役割定義
  • 主要導線の確定

成果物:
ページ階層図(確定版)

テンプレート設計(5〜8種)

  • トップ/一覧/詳細
  • 固定ページ
  • フォーム

成果物:
実装判断可能ワイヤーフレーム

UI構造設計(コンポーネント整理)

  • 再利用単位の定義
  • 表示ルール整理
  • 構造ルール定義

成果物:
UIコンポーネント定義書(構造仕様)

CMS設計確定

  • 投稿タイプ設計
  • 権限設計
  • 承認フロー設計

成果物:
CMS設計仕様書

非機能要件確定

  • 性能
  • セキュリティ
  • 可用性
  • アクセシビリティ(WCAG AA配慮)

成果物:
非機能要件定義書(一覧表形式)

成果物サンプル

各実施内容の定義
設計レイヤーの関係性を示した概念図
デザインシステムのサンプル

実装支援領域

【設計監修】実装フェーズ関与

  • 制作会社との設計整合確認
  • 設計意図の監修

設計品質を担保するための監修支援

【発注者側伴走】対応窓口(オプション)

  • 制作会社の進捗管理
  • 制作物のテスト

発注者側の立場で制作進行を支援

なぜ今、Web戦略なのか

制作の難易度上昇

制作は単純なページ作成にとどまらず、複数の前提条件を踏まえた設計が求められる工程です。 設計が曖昧なまま進めると、後工程での再調整や修正が必要となり、プロジェクト全体の負荷が高まります。

難易度上昇の要因

CMS前提化

静的ページ制作から、投稿型・動的構造へ。テンプレート設計とデータ設計が不可欠になった。

マルチデバイス化

PC前提から、スマートフォン・タブレット前提へ。画面幅ごとの構造設計が必要になった。

セキュリティ要件の高度化

個人情報・ログ管理・権限設計などが必須に。

アクセシビリティ義務化の流れ

法改正により、WCAG対応が「要件」へ。

運用主体の分散

更新者が複数化。権限・承認フロー設計が必要。

これらの前提条件が重なり、制作は構造設計なしに成立しない工程へと変化しています。

機能追加型の限界

機能を追加することで課題を解決しようとする発想は、短期的には有効に見えます。しかし、構造が整理されていないまま機能だけを積み重ねると、全体の整合性が崩れ、運用や改善が困難になります。

対応

  • とりあえず機能を足す
  • 前サイトを踏襲する
  • デザインから入る

結果

  • 構造が肥大化
  • 運用不能
  • 目的と乖離

発注構造の変化

制作会社の増加やツールの高度化など、Web制作発注の場面での選択肢は広がり、単に比較するだけでは判断できなくなりました。また、選択肢が増えた分だけ「何を選ばないか」の設計が重要になってきました。複雑な発注構造に対しては選択や決断を戦略的に進めることが失敗を防ぐ鍵となります。

本サービスのプロセス

本サービスは、Webサイトを制作可能な状態にする工程です。

方向整理だけでは制作に入れません
構造を描くだけでも制作は動きません。

各資料を横断し、矛盾のない状態まで統合する必要があります。この設計成熟の1サイクルを約3か月と私たちは定めています。
一定水準に達した段階で制作と並走する場合もあります。

3ヶ月プロセスのモデル

Phase1 (1か月目) 方向と品質基準の確定

  • 到達目標の可視化
  • 主要導線設計
  • 評価基準の明文化
  • 品質基準の確定

このPhaseで“設計の前提”が固定されますが、制作はこの水準を満たした後に開始します。

Phase2 (2か月目) 構造と仕様の確定

  • ページ階層確定
  • テンプレート設計
  • UI表示ルール整理
  • CMS設計
  • 非機能要件整理

この辺りから、制作と並走開始が可能になり、実装判断可能レベルに到達します。

Phase3 (3か月目) 実装可能状態への統合

  • 資料横断整合
  • 設計意図の明文化
  • 制作レビュー
  • 構造水準の成立確認

制作会社が迷わず着手できる状態で完了。

UIや操作性の検証が必要な場合、簡易プロトタイプを作成します(オプション)。

導入をご検討の方へ

K2の特徴

コンセプトを設計基準として扱う

コンセプトは装飾ではなく、構造判断の基準とします。

制作前提で設計しない

実装効率を優先せず、構造の妥当性を起点に設計します。

設計と検証を自ら担う

必要に応じてプロトタイプまで作成し(オプション)、構造の検証責任を持ちます。

アクセシビリティを初期設計に含む

WCAG AA配慮を後工程に回しません。設計段階から前提に組み込みます。

こんな企業に向いている

事業会社・上場企業

  • 方針はあるが構造設計まで落とし切れていない
  • IR/採用/事業情報を構造として再設計したい
  • 制作会社選定前に設計水準を整えたい
  • 制作と並走しながら、設計責任を明確にしたい
  • アクセシビリティを初期設計で組み込みたい

専門コンサルティング会社

  • 戦略や方針を、Web構造に具体化したい
  • 調査・提言内容を、実装可能な設計図に落としたい
  • IR/広報/DX戦略を、情報設計として可視化したい
  • 制作会社に渡せる設計水準まで引き上げたい

制作会社・代理店

  • 大規模案件でUX/IAの専門性を補強したい
  • 提案段階から設計水準を一段引き上げたい
  • 発注者との間に“設計翻訳者”を置きたい
  • 実装とは独立した上流設計パートナーを必要としている

成果イメージ

ワイヤーフレームや構成図、判断軸マップなど、実装判断可能な水準まで落とし込んだ設計資料の一部です。

料金と前提条件

料金

150万円〜(設計成熟1サイクル:約3か月)
案件規模・対象範囲により変動します。

前提条件

  • 週1回の定例参加
  • 意思決定権者の関与
  • 既存資料の共有
  • 制作会社との連携